おまけその2 〜食べ放題飲み放題撃ち放題SOA新年パーティ編〜



華蓮「それでは今から『食べ放題飲み放題撃ち放題SOA新年パーティ』をはじめます」

あらし「いやそれは怖いなあ」

クロ「ああ、怖い」

ウミ「怖いな」

シロ「えーなんでー?食べ放題飲み放題よー?とっても良いパーティじゃないー!」

ウミ「その後のやつが一番怖い」

華蓮「もしかして私が拳銃を撃ちまくるとか、そんな事を考えているのですか?」

あらし「えっしないの?」

華蓮「いくら私でもそんな事はしませんよ。弾の無駄です」

クロ「弾の心配かよ!ちったあこっちの心配とかもしてみやがれ!」

華蓮「何故そんな無駄な事をしなければならないんですか」

クロ「言ったなてめえ!やるか?!」

ウミ「言ってるそばから撃ちまくりそうな雰囲気になってるぞ?!」

シロ「そんな事してないで早く食べましょうよー!せっかくのパーティよー!」

クロ「……そうだな、せっかくのパーティだしな!」

あらし「じゃあ乾杯しようか……いや、ちょっと待って」

華蓮「どうしたんですか?」

あらし「まさかこれって……お酒?!」

クロ「今更何言ってんだよぎゃはははは!」

シロ「えへへへへーこの水美味しいわー」

あらし「ぎゃー飲んでるしー!シロそれは水じゃないお酒だよ!」

華蓮「新年にはお酒でしょう。何をためらう必要があるんですか」

ウミ「まあ、子どもは飲んじゃいけないとかこっちにはそんなものは無いけどな……」

あらし「そりゃそうだけど……ああもういいや飲んじゃったものはしょうがないし」

華蓮「早く乾杯して始めましょう」

死神「よし、新年を祝して乾杯ー」

全員「かんぱぎゃああああああー!」

あらし「あんた何でここにいるんだよ!出すぎ出すぎ!」

クロ「でまくりなんだから少しは自粛しやがれ!」

死神「一応こっちにも出ている者として乾杯しておこうかなと。いやしかし酒が足りないぞ」

ウミ「いきなりそんなに飲むなよ!」

シロ「駄目ー!あたしの水よー!」

あらし「だから水じゃなくてそれお酒だから!」

華蓮「こっちも飲みましょう。早くしないと全部飲まれてしまいますよ」

ウミ「あ、俺はいい、酒は苦手なんだ……」

華蓮「私の酒が飲めないっていうんですかほらほらほら」

ウミ「うわやめろガボガボガボ!」

あらし「わーウミが浴びるように酒を飲んでるー!」

クロ「文字通りじゃねえかぎゃはははは!」

死神「うん、いいな。向こうはお子様ばっかりだったから飲めなかったんだ」

あらし「だからそんなに飲むなって!」

シロ「あっこれ美味しいわー!これも美味しいー!ぜーんぶ美味しいものばっかりよー!」

クロ「シロお前食べすぎだっつーのぎゃははは!」

あらし「笑い事じゃない笑い事じゃない!料理いきなり無くなってるし!」

ウミ「何でいつも俺ばっかりいじめられるんだ……うううっ」

あらし「うわーもったいないとか言いながら泣かないウミが泣いてるー?!えっもしかして泣き上戸?!」

クロ「おいおい泣くなって楽しく行こうぜぎゃはははは!」

あらし「そしてクロは何気に笑い上戸かこの野郎!」

華蓮「酒全然足りませんよ。早く追加お願いします」

あらし「そしてここには酒豪がいるしー!」

死神「さっきからつっこみばっかりで辛くないかい?」

あらし「辛い、辛いよ……」

死神「まあ落ち着いてこれでも飲んでみたらどうだい。きっと楽になる」

あらし「それお酒だろ!騙されないからな!」

シロ「じゃあこの水飲むー?」

あらし「その水も実は酒だから!絶対飲まない!」

シロ「ひどいわーっ!仲間なのに信じてくれないなんてーっ!」

クロ「おーいあらしがシロ泣かしたぞー!ぎゃははは!」

ウミ「信じてもらえないのは辛い事だ……ううっ」

華蓮「女を泣かせる野郎は蜂の巣の刑です」

あらし「撃ち放題?!分かったよ飲めばいいんだろほら飲んじゃった飲んじゃったよー!」

死神「パーティも大盛り上がりだな」

あらし「嫌な盛り上がり方だよこん畜生!酔ってたまるか酔ってたまるかーっ!」

死神「いや、とっくに酔っていると思うが」

クロ「一発芸一番クロ!脱ぎます!ぎゃははは!」

華蓮「やめなさい見苦しい殺す気ですか。撃ち抜きますよほら撃ち抜きますからね」

ウミ「もう嫌だ海に帰りたいうううっ」

シロ「ちょっとー!ご飯もう無いわよー!早くおかわり持ってきてよー!」

あらし「やかましーっ!ちょうど手に持ってたこのでっかい刃物振り回すぞこらー!」

死神「食べ放題飲み放題撃ち放題、だな」


収拾つかなくなったので、パーティ終了。

05/01/10