クリスマススペシャル おまけにもならないほどひどいおまけ -死神と少年-
(深夜)
死神「やあ」
少年「うわまた自称サンタの黒い人が窓から手振ってるここ2階なのに」
死神「説明ありがとう。さっそくだがサンタだ」
少年「今年もプレゼント持ってきたの?」
死神「うむ」
少年「先に言っておくけど、もうサンタっていうか死神はいらないからね」
死神「………」
少年「えっ図星?」
死神「いやいや、ちゃんと他にも用意してあるとも。ほら」
(黒い袋を取り出す死神)
少年「何でとことん黒にこだわるのかなこいつ……」
死神「この中には実は土産が入っててな」
少年「土産?どっか行って来たの死神?」
死神「うん、まあ、ちょっと、向こうに」
少年「向こうってどこ?!」
死神「さて土産は何個かあるんだが」
少年「無視だ!」
死神「まずは……これだ、手の平ぐらいの小さな容器に入っている肌色の飲み物」
少年「……それってヤク●トじゃん」
死神「諸事情でたくさん買ったんだ」
少年「ふーん……他には?」
死神「面白そうだから買ってきたんだ、すごいぞこれは。『快適足長グッズ』っていうものだ」
少年「どっかで聞いたどっかで聞いたよそれ!っていうかそれただの上げ底靴じゃん!」
死神「履くだけであら不思議これであなたも足長に、っと書いてあるが」
少年「逆に馬鹿にされそうなんだけど」
死神「他にもまだあるぞ。ひび割れたタル」
少年「干からびちゃうから返してきなさい!」
死神「せっかく死ぬ思いしてどでかい刃物と黒いデザインの三つまたのヤリも持ってきたのに」
少年「何盗んできちゃってるんだよ!っていうか本当にどこ行って来たの?!」
死神「さすがに拳銃は無理だった」
少年「そりゃねえ」
死神「赤い羽根でも取って来ればよかった」
少年「食べられると思う」
死神「代わりといっては何だが、そこら辺をうろついてた黒い人を持ってきてみた」
黒い人「ぐおおおおお!何故袋の中に閉じ込められなければならないんだー!」
少年「いい加減にしろー!ひえええええ!」
おわり。(ひどいネタとオチでした)
04/12/24