大地「おはようー……。……あれ?あ、ああー!」

アレス「ああ?どうした大地、朝からそんな大声出して」

大地「見て見てねぐせー!これ!プレゼントが置いてあったんだー!きっとサンタさんだ!」

ダイアナ「さんた?何よそれ」

大地「良い子にはプレゼント持ってきてくれる人なんだ!おれの所に来てくれたんだ……!」

アレス「っへー、夕べの奴らはそのサンタってやつだったのか」

大地「え?!ねぐせサンタさん見たのか?!」

アレス「ああ、2人で色々喋りながらそれ置いていったぞ」

ダイアナ「サンタっていうのは複数なの?」

大地「きっとトナカイさんだ!トナカイさんとサンタさんが来たんだ!うわー嬉しいなあー!」

アレス「何かやけに黒かったけどな……」

大地「えーサンタさんは真っ赤な服を着てるんだぞー」

ダイアナ「夜だから黒く見えたんでしょ?それより良かったじゃない」

大地「うん!ありがとうサンタさーん!」

アレス「どっかで見たことあるような奴らだったんだけどなーあれー?」

ダイアナ「それで、そのプレゼントの中身はなんだった訳?」

大地「開けてみるぞー……。あ、プリンだ!」

アレス「プリン1個?しょぼ!」

ダイアナ「サンタもケチな奴なのね……」

大地「いいんだ、せっかく持ってきてくれたんだから!今日の朝ごはんはプリンだー!」

アレス「おい大地、俺にも食べさせてくれよ」

ダイアナ「ねぐせがプリン食べてどうするのよ!」


滅びた世界にも、クリスマスはやってくるものらしい。


メリークリスマス!



ダイアナ「ところで、何であんたはペッシャンコになってるのよ」

カロン「おいらにも何が何だか……あいたたた」















おまけ


少年「あー昨日は変な夢見た……滅びた世界にサンタになって行ってみたり……あれ、プレゼントが?」


中身がプリンかどうかは、開けてみてからのお楽しみ。

05/12/25














2005年も黒サンタでいってみよーうクリスマス特別小説?でした……。
いやあの、本当すみません。こんなのですみません。
皆さんの心にも黒サンタが訪れるかもしれません。
いや本当すみませんでした。お持ち帰りとかとんでもない。在庫はくさるほどあります。

や、本当、すみませんでした。