○まっまさか……保健室の先生だったとか…?!
根拠はないんだけど……なんとなーく、保健室の先生とか……!
ほらっ保健室とかにいそうじゃない!白衣とか来て!死神先生真っ黒だけど!
うんうんきっと保健室の先生よ!何となくだけど本当にそう思うんだもの!
よーっし、確かめてみればいいのよ!保健室へレッツラゴー☆
保健室には今生徒は誰もいないみたいね……しめしめ♪
今のうちに、保健室に忍び込んじゃいましょ☆
「失礼しまーす……」
一応挨拶は言っておかなきゃねっ!さーて、死神先生はいるかなー??
「……あれー??誰もいないのかなあ」
生徒もいないけど先生もいない?
死神先生じゃなくても、保健室の先生がいないっておかしくないかなあ。
せっかくだから、保健室に入ってみようっと♪
うーん、この独特の薬臭いのがまたくせになりそ〜う♪
「ぐー」
……ん?何か、聞こえた??気のせい??
「ぐーぐー」
気のせいじゃなーい!これってよくある寝てる音?そうなの?
寝るといえばベッドよね。そういえば、1つだけカーテンが閉めてあるけど……。
誰が寝てるのー??思い切って開けてみよっ♪
シャッ
「あーっ!死神先生発見☆」
死神先生ったらこんな所で昼寝してるーっ!しかも熟睡モードじゃなーい!
これってこれって、サボりってやつよねえ?いいのかなー??
でも……すっごく気持ち良さそうに寝てるわっ!こっちまで眠たくなっちゃうくらい♪
………。
ちょっとぐらいなら、一緒に寝てもいいかな。いいよね??ね??
「おじゃましまーす♪」
やったーちょうど隣に寝れちゃったー☆何かドキドキしちゃうっ♪
そうだ、チョコは枕元に置いておこうっと!サンタにでもなった気分☆
それにしても、死神先生ったら本当に気持ち良さそうに寝てる……。
あー、寝転がってると眠くなってきちゃうわー……。
………。
「やれやれ、これじゃあ起きるに起きれないな」
夢うつつにこんな優しい声を聞いたような気がしたんだけど、気のせいかな〜??
夢の中に、チョコのあま〜い香りが漂ってたのだけは、覚えてるんだけどなあ。
とにかく、とても気持ちの良いバレンタインだったわ♪
HAPPY? END